
だるまの目の入れ方について
だるまの目の入れ方は、大きく分けると3つの作法に分けることができます。
「自分用」「贈り物用」「ブライダル用(連名用)」です。
自分用の目入れの作法について
1.お買い求めになられたら、左側(正面から向かって右側)に願いを込めて左目を入れてください。
2.願いが叶ったら右側(正面から向かって左側)に、感謝を込めて右目を描いてください。
仮に願い事が叶わなくても、区切りとして、年の終わりや年度の終わりには右目を入れてご供養ください。
そして、新しいだるまをご購入いただいたあと、あらためて、願いを込め、左目を入れてください。
贈り物用の目入れの作法について
1.通常は、ご本人が左側(正面から向かって右側)に願いを込め、左目を入れるのですが、贈り物の場合は、贈る方があらかじめ入れていただくこともオススメです。
2.右目(正面から向かって左側)は、通常と同様に、イベント時にご本人に入れていただくことをオススメ致します。
ブライダル用&連名用の目入れの作法について
「寿だるま」「金婚式だるま」などのブライダルだるまや、連名のお祝いだるまの目入れにつきましては、結婚式やお祝いのイベントの際に、新郎新婦やご夫婦などが左右の目をそれぞれ同時にお書きいただければと思います
目を入れるタイミングについて
自分用のだるまである、受験用だるまと、商売だるまの目を入れるタイミングについて解説いたします。
受験用だるま:大安の日に。
商売だるま・新年の変わり目:正月休みが終わった、仕事始めの日に。
商売だるま・年度の変わり目:年度が代わった月の最初の月曜日などに。
「お祝いだるま」や「ブライダルだるま」につきましては、「お祝い会を開催する日」や「記念日」などにお入れするのがよろしいと思われます。
目入れに適した文房具について
だるまの目は「筆ペン」や「油性マジックペン」で入れるのがおすすめです。
テレビなどで、習字の筆で目を入れるのを見かけますが、墨汁が垂れて黒い涙みたいになることが多いので、あまりおすすめはいたしません。
一度黒い涙みたいになってしまうと、元に戻すことはできないでの、ご注意ください。