
縁起物のだるまとは何かについて
縁起物としての意味や由来について
「だるま」は、インドから中国にわたり禅宗を確立した達磨大師のことであるとともに、
仏教用語としては「真理、規範、事物」などの意味を表します。
しかし、一般的には縁起物のだるまのことを指し、商売繁盛や開運出世などの守り神として、また、人に忍耐・人望・福徳の三徳をさずける福神と言われ、古くから広く信仰を集めてきました。
また、「何度失敗しても屈しないで奮い立つ」という「七転び八起き」の意味もあるので、「必ず叶えたい願いがある方の必需品」です。
本人がお買い求めになるのはもちろんですが、贈り物としてもおすすめです。
モデルになった達磨大師について
達磨大師とは正しくは「菩提達磨」といい、中国禅宗の開祖とされているインド人の仏教僧です。
弟子の曇林が伝えるところによると、南インドのタミル系パッラヴァ朝において国王の第三王子として生まれ、中国で活躍した仏教の僧侶。
5世紀後半から6世紀前半の人で、道宣の伝えるところによれば南北朝の宋の時代(遅くとも479年の斉の成立以前)に中国にやって来たとされている。中国禅の開祖。『景德傳燈錄』によれば釈迦から数えて28代目とされている。
インドから中国南方へ渡海し、洛陽郊外の嵩山少林寺にて面壁を行う。
確認されているだけで曇林、慧可の弟子がいる。彼の宗派は当初楞伽宗と呼ばれた。彼の事績、言行を記録した語録とされるものに『二入四行論』などがある。
だるまの置物の目が見開いている理由について
達磨大師は壁に向かって9年間座禅を組んでいました。長い間、眠らずに座禅を組むのは大変なこと。
そこで、達磨大師はまぶたを切り取って眠らないようにしました。
張り子のだるまがカッと目を見開いているのは、まぶたがなくなった達磨大師を表しているからです。
だるまの置物のひげの理由について
達磨大師はインド人だからもともと髭が濃いのです。そして、9年もの間、髭もそらずに修行をしていた姿ですから、だるまは髭面でなくてはいけません。
だるまの置物が赤い理由について
インドのような暑い国では、日差しを避けるために頭からずっぽり布をかぶります。それと、赤い色は仏教では位の高い人の印になります。
そのため描かれる達磨大師は、赤い布(法衣)を頭からかぶっているのです。
縁起物のだるまは、「赤い法衣を身にまとった座禅姿」と、
江戸時代、「庶民の間に禅宗が普及したこと」と、
当時の恐ろしい流行病であった「疱瘡(天然痘の俗称)」や「はしか」などに赤ちゃんが掛からないようにとの「魔除けの意味」が結びつき、
赤く塗られました。
願掛けの縁起物になった歴史について
だるまは、禅宗の開祖である人物、「達磨大師」が座禅を組む姿をかたどったものです。
江戸時代頃から「起き上がり小法師」とも呼ばれ、「何度倒れても起き上がる」ことから「七転び八起き」と結びつき、
「願いを託す願掛けの縁起物」になっていきました。
「開運だるま大百科」より









































































